The Byun Shi-Ji Atlas WORKS · FŪDO · LANGUAGES
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BYUN SHI-JI · FŪDO 060

カラスと私

The Crow and I

1979 · Jeju, early period

Byun Shi-Ji (변시지), The Crow and I, 1979, painting from the early Jeju period, shaped by wind and dried-grass colour.

作品テキスト

私は地に横たわり、すべての重さを下ろす。生きてきた日々の疲れも、選びそこねた道
の悔いも。一羽の烏が、じっと私を見下ろしている。その黒い眼には、判断も問いもな
い。世はしきりに、私が誰なのかと問うが、烏は問わない。ただそばにいて、私をひと
りにしない。長く見つめていると、私は烏に似てゆき、烏は私に似てゆく。同じ地の上
で、同じ空を見ている。日が暮れても、心は少し軽くなる。語らずとも、たがいの孤独
を知ること。それが、烏と私の対話である。

主要文脈

邊時志は、済州の風土を単なる背景ではなく、存在の条件として描いた韓国の近現代画家です。孤独、待つこと、風、枯れ草の色を通して、地域性と世界性を結ぶ韓国モダニズムのグローカルな美学を築きました。

画家済州日本ソウル秘苑(昌徳宮後苑)近代現代芸術美術