The Byun Shi-Ji Atlas WORKS · FŪDO · LANGUAGES
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BYUN SHI-JI · FŪDO 012

正午

Noon

2007 · Jeju, late period

Byun Shi-Ji (변시지), Noon, 2007, painting from the late Jeju period, shaped by wind and dried-grass colour.

作品テキスト

日は高く昇り、画面は明るい。

けれど風は激しい。

木は一方へ傾き、茅葺きの家は身を低くする。老人は腰を曲げたまま、杖をついて歩い
ていく。

明るい日だからといって、生きることの苦しみまで消えるわけではない。

風は人を押しのける歳月であり、避けられない歴史であり、誰にでも訪れる生の重さだ


老人は風と争わない。身を低くし、一歩ずつ前へ進む。

倒れないために屈み、立ち止まらないために杖をつく。

堪えるとは、風のない日を待つことではなく、風の中でも自分の道を見失わないことな
のかもしれない。

主要文脈

邊時志は、済州の風土を単なる背景ではなく、存在の条件として描いた韓国の近現代画家です。孤独、待つこと、風、枯れ草の色を通して、地域性と世界性を結ぶ韓国モダニズムのグローカルな美学を築きました。

画家済州日本ソウル秘苑(昌徳宮後苑)近代現代芸術美術